人気ブログランキング | 話題のタグを見る
トップ

A one designer's photo diary 
by transtyle
Information

TRANSTYLEは日々のコトとシャシンを気まぐれに載せたブログです。

[外部への接続]
--------
著作権保護期間の延長はやめておこう。
文化共有の青空を育てよう。


--------
デザイン関連雑誌
インデックス
-JDN推薦デザイン関連雑誌-



カテゴリ
白く大きなモス
昨夜、犬の散歩から戻ってくると自宅玄関前の天井に蛾が留まっていました。
基本的に私は蛾や蝶を含め昆虫類は爬虫類より苦手です。
(子供の時は大好きで、アゲハチョウの幼虫などの観察日記を付けたりしてました。大人になって苦手になるって不思議ですね)
しかし、この蛾には目を奪われました。
白く大きなモス_a0017259_141537.jpg

羽を広げた大きさは15cmほど、青緑がかった白さをもち黄金の目のような4つの紋。
飛び立つと怖いので、おそるおそる写真を撮りました。
(少し羽の上先がボロボロしているのが痛ましい)

あとで調べてみると、この蛾は「オオミズアオ」という春と夏に現れ日本では頻繁にみられる蛾だそうです。
【名称】オオミズアオ(大水青蛾)
【学名】Actias artemis aliena
【分類】鱗翅目(チョウ目)・ヤママユガ科
※鱗翅目(りんしもく) とは翅(はね)が鱗粉と毛で被われている種類

蛾とは不思議な存在ですね。蝶と同じ仲間(鱗翅目)でありながら、飛び回る時間が昼と夜という違いで、人の印象が大きく変わる。
これほど美しい外観をしながら、だからこそ忌み嫌われる。

さて蛾と蝶の違いは何でしょう。

○触覚の形
蛾=先が羽毛のようになったり、いろいろある
蝶=細く先がふくらんでいる

○体と羽
蛾=体が太い
蝶=体が細く羽が大きい

○飛び回る時間
蛾=主に夕方から夜に飛び回る種が多い
蝶=昼間飛び回る種が多い

○留まり方
蛾=羽を広げて留まる
蝶=羽を閉じて留まる


ということですが、昼間飛ぶの蛾もいますし羽を閉じる蛾もいます。
とにかく蛾も蝶も人の生活に身近な昆虫です。
だからこそ、人の印象だけで忌み嫌われたり愛されたりするのでしょうね。

蛾と蝶の民間伝承(言い伝えや昔話)については次の機会にします。
by transtyle | 2004-05-15 14:16 | Diary
<< 20労組などの呼びかけ「守ろう... 新雑誌「DAYS JAPAN」 >>